005:敦子III 〜夕陽と涙〜



 夏休みが終わった。
 今日から学校が始まる。敦子のいない学校。
 一学期の終わりに一回、そして夏休みに一回、僕は敦子とエッチした。こんなことになるなんて考えもしなかった。僕は敦子が大っきらい……なハズだったのに。
 帰る時、敦子は「また来る」とも「来ない」とも言わなかった。でも図々しい敦子のことだもの、きっとまた来るよ。
 ホント図々しいんだ、あいつは。
 僕が敦子のこときらいなの知ってるくせに「あたしが和矢のこと好きなんだから、それでいいの」なんて言うし、無理やり家に連れていってチンチンなめるし、僕の上に乗っかってアソコにチンチン入れちゃうし、いきなり引っ越すし、その後いきなり訪ねてくるし、川に引っ張ってきてすっ裸で水遊びするし……。
 ――気が付いたら、教室に着いていた。学校に来るまでの間、ずっと敦子のことばかり考えてたんだ。そう思ったら、顔が少し熱くなった。
 教室のあちこちで「おひさしぶりー」「海、何回行った?」「宿題終わってねー!」といった夏休み明け恒例のあいさつ(?)が飛び交っている。僕も友達に声をかけようとした。
 でも、先に僕に声をかけてきた奴がいた。
「和矢くん……」
 ちひろ。予想外の相手だ。敦子の大親友だけど性格は敦子と正反対。いつもメガネの奥でおどおどした目をしてる。敦子に目をつけられていた頃の僕みたいに。
 いつも敦子にくっついてたけど、僕とはあんまりしゃべったこともない。その敦子がもういないんだから、ちひろと僕に接点はないはず。
 そのちひろが、僕になんの用があるんだろう……? と思ってたら
「尾野〜、元気だった?」
 いきなり後ろから肩に手を回してきた奴がいる。
 里帆だ。こいつも敦子の大親友。僕より背が高い。性格はちひろと正反対……つまり敦子そっくり。確か、敦子の遠い親戚とか言ってた。(だから性格が似てるのか?)
「なんだよ、暑っ苦しいな」
 腕を振り払っても、また肩に手を回してくる。そして、耳もとでぼそっとつぶやいた。
「あっこの事でさ、話があるんだけど」
 背中にじわっと汗をかいたような気がしたのは、里帆が僕の体にのしかかっているせいばかりじゃないと思う。
「ここじゃなんだから」
 里帆はそう言うと、僕の肩に手を回したまま教室のすみに引っ張っていく。後からちひろも、ててっとついて来た。
 いやな予感がする。
 「あっこの事で」と言ってた。こいつら敦子とは大の親友だから、敦子が引っ越した後も電話で連絡を取り合っててもおかしくない。もしかして、僕が敦子とエッチしたことを知ってるかもしれない。
「さ、ちひろ。話して」
「ええ、私……?」


 午前中に父さんと母さんが出かけてからは、ずっとそわそわしていた。敦子のやつ、何時頃来るんだろう? 時間はひとことも言わなかったもんな、全く。
 家庭訪問で先生が来るのを待ってる時みたいな気分。でも、ちょっとだけワクワクしていたのはなぜだろう。
 結局、敦子がやって来たのは昼過ぎだった。
 玄関のチャイムが鳴った。そして、すぐに引き戸をガラガラと開ける音。
 小走りで出ていきそうになって、「これじゃ、いかにも敦子が来るのを待ちこがれてたみたいじゃないか」と思い直して、ワザと落ち着いた足取りで出ていってやった。
 玄関に、見慣れない敦子がいた。ピンクのミニスカートにレモンイエローのTシャツ。
「敦子って、そんな服持ってたの?」
「ふふん、こないだ買ってもらったの」
 学校では、いつもズボンかジーンズのスカートだった。今日みたいなミニスカートも、こないだのワンピースも、見たことがない。
「和矢に見せるためだよ。かわいい?」
 そう言って、その場でくるっと一回転。ミニスカートがふわっと持ち上がって、白いパンティがちらっと見えた。
 ……「見せるため」って、これじゃないよな?
 僕がそんなことを考えている間に、敦子は「おじゃましまーす」と言いながら靴を脱いでもう上がり込んでいた。廊下をすたすた歩いていって、居間や台所をのぞいて回る。
「おじゃましまーす……。あれ、家の人は?」
「出かけちゃった」
「誰もいないの? 和矢だけ?」
「うん」
 敦子がニヤリ、と笑った。
「お父さんとお母さん家から追い出しちゃって、和矢ってばそーんなにあたしとエッチしたかったのー?」
「ちっちがうよ! 家に誰もいないのは偶然だって! だいたい、ゆうべ電話がくるまで今日敦子が来ること知らなかったんだから!」
「和矢の部屋どこ? 二階?」
 敦子はもう階段を上っている。僕の言うことなんか聞いちゃいねえ。
「……うん、二階」
 仕方なく、敦子の後について僕も階段を上る。ふと顔を上げたら、敦子のスカートの中がモロに見えた。
 ワザとやってんのかな……。部屋で敦子と二人きりになったら、一体なにしたらいいんだろ……。
 僕が部屋に入ってドアを閉めると、敦子はスゴイことを言い出した。
「あたし、今日は自分からは何もしないよ」
「えっ?」
「そのかわり、和矢の言うこと何でも聞いてあげる。ただし、目でピーナッツ噛むのと鼻からスパゲティ食べるのはナシ」
 敦子が……僕の言うこと何でも聞くって? 敦子を僕の思い通りにできるって?


「脱いだよ」
 相変わらずニコニコしている敦子。あの時と同じように、おっぱいもアソコも全然隠そうとしない。
 僕はズボンのベルトを抜いて敦子の後ろに回り、敦子の両手を背中に回して手首をベルトで縛った。敦子が、少しおびえたような顔になる。
 裸の敦子をベッドの上に乱暴に転がした。そして僕もTシャツを脱いで、それで敦子に目隠しをした。
 敦子のやつ、横になった体を折り曲げておっぱいとアソコを隠そうとしてる。さっきまでは僕に見られても全然平気だったくせに。目隠しされて、何をされるか分からないから怖くなったんだな。
 いきなり、お尻をさわっとなでてやった。
「ひゃ……」
 敦子が悲鳴みたいな声を上げる。次はヒザ。足の裏からわき腹に飛んで、おっぱいの先っちょ。体のあちこちをでたらめにつっついたり、なでたり、くすぐったり。そのたびに敦子は声を上げて体をくねらせる。
 僕は敦子を後ろから抱きかかえて、おっぱいを両手でモミモミしてやった。首筋に息を吹きかけると、敦子が変な声を出す。それが面白くて、何度も何度もやった。
 さんざん遊んでから敦子の体を放してやると、ベッドにくたっと横になってしまった。息をはぁはぁと弾ませて、体を小さく震わせて。
 もちろん、これで終わりじゃない。これからだ。
 ベッドの上にお尻をついて座らせて、両脚を思いっきり開かせて、アソコを丸見えにしてやった。僕は敦子の股の間で四つんばいになって、顔を近づけてアソコの観察。
「敦子、おしっこってどこから出るの?」
「えっと……、アソコ」
「アソコじゃ分かんないよ。ここ?」
 僕は、少しヌルヌルになっているピンクのびらびらの間に指を押し込んだ。
「あっ、そこじゃなくて……。そこは、オチンチン入れるとこ。もっと上」
「ここ?」
 指を上に動かして、ツンととがった芽みたいなやつをつっつく。女の子の一番気持ちいいところ。
「ああんッ! そこも違うの……。もっと下」
 っていうことは、びらびらの中か?
 両手でびらびらをつまんで、左右に広げて中を見ようとした。でもよく分からない。しかも敦子が腰をもじもじさせるし、そうこうしているうちにヌルヌルがいっぱい出てきて、すべってびらびらをうまくつまめなくなってきた。
 おしっこが出るってことは、チンチンの先みたいに穴が開いてるはずだ。それを探すには……そうだ、細い棒で探れば先が穴にはまるんじゃないか?
 何かいいものないかな。シャーペンとかつまようじだと痛いだろうから、細くて、先が丸いもの。
 あ、あれがいい!
 僕は、救急箱の中から体温計を持ってきた。その先を敦子のアソコにゆっくりと入れる。
「冷たいっ! なに!? なにこれ!?」
 もちろん教えてやらない。両手を背中で縛られた敦子が、なんとか逃げようとしてずりずりと後ろに下がっていく。
「暴れるとケガするよ」
 敦子がぴたっとおとなしくなった。びらびらの間をゆっくり動かしているうちに、体温計の先がつぷっともぐった。
「敦子、おしっこの穴ってここ?」
「うっ……うん。たぶん」
「たぶん?」
「だって、男の子と違ってよく見えないんだもん、自分じゃ」
 確かに、これじゃびらびらを広げて鏡でも使わないと見えないよなあ……。僕はそんなことを思いながら、体温計をくりくりと回転させてさっきより少し深く入れた。
「あっ、やんっ……。変なカンジ……」
「あれ、三十八度もあるよ。アソコの中っていつもこんなに熱いの?」
「えっ、体温計? 体温計なの? そんなの入れないでよぉ」
 敦子の声は無視して、もっと深く入れてみた。
「痛いっ! やめてよお……おしっこ出ちゃう……」
 ベッドの上でおしっこされちゃたまらない。仕方ないから、体温計は抜いてやった。
 敦子の体をいじくり回しているうちに、チンチンがかちんかちんになってた。ズボンとパンツも脱いで裸になってベッドに腰掛けて、敦子を床に正座させてチンチンを舐めさせようとした。
 あんなにチンチン舐めるのが好きだったくせに、今日の敦子はなぜか舐めてくれない。敦子の髪をつかんで、無理やり口に突っ込んだ。


 水とお湯の蛇口をどっちも全開にした。自動的にボイラーに火がついて、蛇口から出る水がだんだん熱くなってくる。
 湯船にお湯がたまるまで時間がかかる。まず僕が、シャワーで体を洗った。洗い終わると、今度は敦子がシャワーを使おうとする。
「洗ってやるよ」
「いいよお、自分で洗うから」
「まあまあ遠慮せずに。手首にベルトの跡つけちゃったおわび、ということで」
 敦子を腰掛けに座らせて、おっぱいにシャワーをかけながら洗ってやる。必要以上にていねいに。敦子がため息みたいな声をもらす。
 胸をすっかり洗い流したら、次はアソコだ。
「脚、開いて」
 敦子がおずおずと脚を開く。びらびらの間から白い液がどろっとこぼれた。そこにシャワーを当てると、敦子が小さく声を上げて体をよじった。
 いくら外側を洗い流しても、すぐに中から白いヌルヌルがあふれてくる。
「中から洗わないとダメだな」
 僕は、中指を敦子の割れ目に入れた。ずずっと押し込んでいくと、僕が出した白いヌルヌルが中からいっぱいあふれてくる。
「やだっ……」
「女の子の一番大事なトコだろ? ちゃんと洗わなきゃ」
 チンチンが入るんだから、指二本ぐらい楽勝だよな。そう思って人差し指も入れたら、簡単に入った。こねくり回してから指を少し曲げて抜くと、白いヌルヌルがからみついてきて、ぼたっと床に落ちる。
「ああん、あんまりぐりぐりしないで……。えっちな気分になっちゃうよ……」
 敦子が赤い顔で、息を弾ませて言う。僕はアソコを指でかき回しながら、おっぱいに吸いついた。べろべろと舐めて、先っちょのピンクのところを軽く噛んだ。
「んん、はあっ……」
 敦子が体をくねらせるとアソコが締まって、僕の指がじんわりと温かい感触に包まれる。
「こないだの、ちひろが見てたって」
 学校でちひろと里帆に聞かされた話をしてみた。
「聞いたよ。あんッ……、別にいいじゃない」
「だって、みんなに言いふらされたりしたら……」
「あたしは全然、んっ……かまわないけど。だいじょうぶ、一応口止めしといたから」
 ホントにだいじょうぶなのかな……。多分ちひろは言いふらしたりしないと思うけど、里帆の方は心配だ。
 湯船にお湯が半分ぐらいたまったから、敦子を先に入らせた。それから、僕はおもむろにシャンプーを手に取って、容器のフタを外した。
「え? 何するの?」
 敦子がヒザをかかえて入っている湯船に向かって、僕はシャンプーを思いっきりぶちまけて、ざばざばかき混ぜた。どんどん泡が立って、湯船が「泡のお風呂」になっていく。
「いっぺんやってみたかったんだ、これ」
 湯船からあふれるほど泡が立ったところで、僕も中に入ってしゃがんだ。僕の脚の間で、敦子が背中を向けて座っている。特別大きいわけでもないごく普通の大きさの湯船に二人でゆったり入れるわけがないから、当然僕と敦子の体はぴったりくっついて、まるで抱っこしてるような感じだ。
 その体勢ですることといったら、もちろん……おっぱいもみもみ。
 敦子が危険(?)を察知して、素早くワキをしめて両手でおっぱいを隠したけど、泡まみれでヌルヌルになっている湯船の中でそんなことしてもムダ。敦子のワキの下に後ろから手を突っ込むと、簡単につるんと入った。そこでワキの下をくすぐってガードが上がったところで、おっぱいを攻撃。
「キャハハ……やぁだあ、くすぐったいよー」
 敦子が暴れるとお湯がかき混ぜられて、湯船の泡が増えていく。おっぱい攻撃に飽きたら、次はお尻。
 ただなで回すだけじゃつまらないから、お尻の間に手を入れて、お尻の穴を指先でくりっとなでた。
「やっ……やだ、変なとこ触んないでよ」
 たった今まで笑い転げていた敦子が、マジになった。指先に力を入れると、つぷっと入った。ゆっくり回転させながら押すと、僕の指は、敦子のお尻の穴にじわじわと入り込んでいく。
「やああん、和矢のバカ! ヘンタイ!」
 中は熱くて、きつい。泡でヌルヌルなのに、すごくきつい。指を締めつける強さがアソコとは全然違う。締めつけるというより、押し戻されるような感じ。
「やっ……、違うよ、そこ。そこじゃなくて……」



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この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件等とは関係ありません。


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