013:敦子VII 〜ナイショの勉強会〜



 保健室のドアには、札がかかっていた。
『カウンセリング中。必ずノックすること!』
 そんなゆーちょーなこと言ってる場合じゃないよ! 血が出てるんだよ! 緊急事態なんだよ!
 ノックなんかしないでガラッとドアを開けた。
 僕は、凍りついた。
 中にいた三人も、凍りついていた。
 三人のうち一人は、もちろん清華先生。
 ベッドの上に男の子と女の子がいた。夏休みキャンプの時にエッチしてたあの二人、同じクラスの拓人となぎさだ。
 二人ともハダカだった。なぎさはベッドの上で四つん這いになって、拓人がその後ろでヒザ立ちになって、なぎさのおしりに腰を押しつけている。
 そうか、清華先生の「特別授業」を受けてるのは僕と敦子だけじゃなかったんだ。
 ものすごく気まずい空気に耐えかねて、僕はそうっとドアを閉めて逃げようとした。
 だけど
「待ちなさい!」
 先生がすごい勢いで飛んできて、僕の手を掴んで保健室に引っ張り込んだ。
「ちゃんと手当てしないとダメよ。破傷風になったらどうするの!」
 僕をイスに座らせて、てきぱきと手当てを始める。うつむいていた顔を上げたら、先生の後ろ、ベッドの側でなぎさと拓人が大慌てで服を着ていた。
 僕の手当てが終わる前に、二人は保健室から出ていってしまった。
「はあ〜あ……」
 先生が大きなため息をつく。
「やってくれたわね、尾野くん」
「ごめんなさい……」
 目の前の先生に頭を下げたけど、僕が謝らなきゃいけない相手は拓人となぎさだ。もし僕が、敦子と気持ちよくエッチしてる最中に同じクラスの奴に見られて途中で切り上げたりしたら……。
 もちろん恥ずかしいだろうけど、それ以上にチンチンがむずむずしてたまんないだろうな。もうちょっとで気持ちよく射精できたのに、それを中断されたら……。
 想像したら拓人となぎさがすごく気の毒になってきた。本当に悪いことしちゃった。
 でも、一体なんて言って謝ればいいんだ?
 僕が悩んでいると、先生が妙なことを言い出した。
「ちゃんと埋め合わせしてあげなさいよ」
「埋め合わせ、って……どうやって?」
「あんた達はいわば『先輩』なんだから、先輩としてできることをしてあげなさい」
 先輩って、エッチの先輩ってことかな?
 でも、そんなこと言われたって具体的に何をしたらいいのか分かんないよ……。


「さーて、始めよっか」
 敦子がさっさと服を脱ぎ始める。仮にも男子二人の目の前だというのに、相変わらず見事な脱ぎっぷり。僕もすっかり観念して、もそもそと脱ぎ始めた。
 一方、拓人となぎさはもじもじしている。こっちの方が普通の反応だよな……。
「どうしたの? 早く脱いで」
「でもぉ……」
「もしかして服、着たままでするの? まあ、それもそれでいいんだけどね」
「でもぉ……」
「ほら、里帆もちひろも協力して。タダ見はダメよ」
「別にいいよな、里帆。見られても減るもんじゃなし」
 敦子の言葉に便乗して、さっきの仕返し。里帆は僕を軽くにらんでから、割と潔く服を脱いだ。
 六人全員が素っ裸になったところで、敦子が拓人となぎさに講釈を垂れ始めた。
「二人とも、ちゃんと愛撫とか前戯とかしてる? おまんこにおちんちん突っ込むだけがセックスじゃないんだからね」
 なんだか、「特別授業」の時の清華先生にそっくりだ。
「手も口も、フルに使ってね」
「手は使ってるけど、口って……?」
 拓人がおずおずと質問。なぎさもキョトンとした顔をしている。
「え? もしかして、フェラしないの?」
「へら?」
 マジで知らないみたいだな。
「そっか、知らないんだ。じゃあ教えてあげなきゃね♪」
 敦子が急に生き生きしてきた。「得意科目」だからな。
 僕はベッドに上がって、おあむけに寝転んだ。股の間に敦子が陣取る。
「二人とも、よーく見ててね」
 敦子はそう言って、模範演技を始めた。まずはチンチンの先っちょにちゅっ、ちゅっと軽くキス。そして、手で握ってしごきながら舌を出してペロペロと舐め回す。
 拓人となぎさは、目を丸くして見ている。
「そんなこと、しちゃうの……?」
「なに言ってんのなぎさ、まだまだこれからだよ」
 敦子はそう言うと、チンチンをずっぽりと咥え込んで、頭をぐいぐいと上下させてじゅぷっじゅぷっと思いきりエッチな音を立てて唇でしごき立てる。ほっぺをくぼませて吸い付き、口の中では舌をぐねぐねとからみつかせてくる。
「うっ、あ、はぁ……はぁ……、はぁ……」
 思わず声が出て、足がビクビクしちゃう。
 里帆はニヤニヤしながら、ちひろはメガネの奥の瞳をキラキラ輝かせながらこっちを見てる。こいつらの前であんまりみっともないとこ見せたくないんだけど、敦子のフェラがうますぎるんだもん、仕方ない。
 敦子が口からぬるんとチンチンを出して、言った。
「これがフェラチオっていうの。こうしてあげると、男の子はすっごく喜ぶんだよ」
 拓人がベッドに上がってきて、僕の隣で横になった。チンチンがもう完全に勃起してる。
 なぎさはそっと拓人のチンチンを握って、まるで観察するみたいにしばらくじっと見つめた後、一大決心をした様子でゆっくりと顔を近付けた。
 唇をそっと押しつけて、離す。それを何度か繰り返してから、舌を出してちろっと一舐め。二舐め。それから連続してペロペロと。先っちょの皮のむけた所に舌の先をぐにぐに押し込んでから、チンチンの真ん中あたりまでつつーっとなぞっていく。
「あッ、んッ! うわ、チンチン気持ちいいよ……」
 拓人がホントに気持ちよさそうな声を上げた。なぎさは上目づかいで拓人の顔を見ている。
 拓人が本当に喜んでいるのが分かって、なぎさは自信をつけたみたいだ。口を大きく開けて、かぽっとチンチンを入れてしまった。一気に根元まで飲み込んでから、敦子の見せた「お手本」と同じように頭を大きく動かして、ツバをたっぷり出してじゅる、じゅぷっと唇でしごいている。
「なぎさ、やるじゃん! その調子!」
 敦子がちょっとビックリした声を出した。僕も正直ビックリ。クラスでは優等生で通ってるなぎさが、「○○くんとデキてるんだって」というウワサが全然ないなぎさが、チンチン大好きのヘンタイ敦子と同じことをしている。めいっぱいイヤラシイ音を立てて、チンチンをしゃぶっている。
「うわっ、すげえ……すげえイイッ! はあ、あ、なぎさっ、ちょっと待って、出る……出るッ!!」
 拓人は腰をガクガクと浮かせながら、なぎさの口の中にあっさり射精してしまった。
 は、早い……。なぎさがよっぽどうまいのか、単に初めてだから免疫がなかったのか。
 なぎさは口の中に精液をためたまま、オロオロしてる。どうしたらいいのか分からずパニクってるみたい。
 僕がティッシュを取ってやろうとしたのに、敦子が先回りしてとんでもないことを言った。
「なぎさ、飲んじゃえ! がんばって!」


 僕と敦子と他二名が見守る中、拓人のチンチンがなぎさの中にずぶずぶとめり込んでいった。
「あんッ、すごい、奥までいっぱい、入ってるぅ……」
 拓人と深くつながったなぎさが、うっとりとした感じで言った。ぺたりと座り込んで、チンチンを根元まで完全に咥え込んでいる。
 やがて、なぎさがゆるゆると動き始めた。腰を上げてチンチンを途中までぬるーっと抜いて、またずぶーっと押し込んで。早くはないけど、中でこすれる感触をたっぷり楽しんでるのが伝わってくる動き。
「これだと男の子まかせじゃなくて、自分の好きなように動けるでしょ。おちんちんが中で当たる場所とか、入れる深さとか、女の子が自分で調節して気持ちよくなれるの」
 僕の上で動きながら、敦子がまた先生口調になる。男と違って、女の子が気持ちよくなるのって大変なのかな? 僕は、敦子のアソコにチンチン入れて動かしさえすればすぐ気持ちよくなるんだけど。
「ところで拓人くん、『このカッコだと俺動かなくていいから楽チンだなあ』とか思ってない?」
 ぎくっという顔をしたところを見ると拓人の奴、どうやら図星だったらしい。
「清華先生が言ってなかった? セックスは一人じゃなくて二人でするものだ、って。お互いの気持ちを尊重して二人で一緒にするのがセックスだ、って」
 そう言うと敦子は、上半身をぐぐっと前に倒してきた。ああ、そういうことか。
 僕は下から手を伸ばして敦子のおっぱいをモミモミして、口を押しつけた。乳首を軽く噛んだり、舌でれろれろ転がしたり、ちゅうちゅう吸ったり。
「ああん、和矢、いいよ……。おっぱい気持ちいい……」
 敦子が次にしてほしいことがすぐ分かるようになってきたな。こういうの、「以心伝心」って言うんだっけ?
「あっ、タッくん、いいッ! もっと……ふあっ!」
 隣を見ると、拓人となぎさも僕たちとおんなじことをしている。なぎさの腰の動きがさっきより早くなってきた。二人がつながったところから漏れるぐちゅぐちゅという音も、だんだん派手になってきてる。
「はぁ、はぁ、んん、はぁ……」
 更に、なんか別の方向からも女の子の激しい息づかいが聞こえてきた。里帆とちひろが、カーペット敷きの床に大股開きで座り込んでオナニーしてる。見てなかったから分からないけど、ベッドの上の二組のエッチを見てるうちにガマンできなくなったちひろがまず先におっ始めて、つられて里帆も……という光景がまざまざと目に浮かんだ。
 部屋の中に、エッチな声と音が充満している。
 拓人となぎさが、僕と敦子がつながったところから漏れる音。里帆とちひろが自分のアソコを指でかき回す音。お互いが立てる音と声が、お互いの興奮を増幅していく。


 だけどまた邪魔が、というか妙な展開になってきた。
「ちょっと、里帆……!」
 敦子の悲鳴。なんと、里帆が乱入してきやがった!
 ベッドの下から身を乗り出して、敦子のおっぱいをモミモミして、そして……敦子にキスしちゃった。
 里帆の奴、僕たち四人のエッチを見ながらオナニーしまくってるうちにたまんなくなっちゃったんだな……。
 面白いから、里帆に協力してやることにした。
 チンチンを入れたまま、敦子の体を四分の一回転させて横向きにした。敦子の右足をまたいで、左足を肩にかついで、ピストン再開。里帆が完全にベッドに上がってきて、敦子と向かい合って横になった。
 里帆に口と手でおっぱいをいじり回されて、僕のチンチンも突っ込まれて、敦子はパニクっている。
「やっ、ちょっと里帆、やめてっ……」
「すごい……」
 敦子の後ろから、興奮している拓人が覗き込んでいる。自分のチンチンをしごきながら。
「ち、違うの! これはお手本じゃなくて……」
 そういや、エッチする時って僕は無我夢中のことが多いのに敦子はいつも余裕があるような気がするなあ。こんな風に慌てさせてやるのも面白い。
「あっこ、私のもいじってぇ……」
 里帆は敦子の手を取って、無理やり自分のアソコを触らせてる。もちろん自分の手は敦子のアソコ、今まさにチンチンが出入りしているところをいじくってる。
 敦子のびらびらを撫でて、僕のチンチンにも指を絡ませながら、敦子の唇に吸いついてる。
 里帆、お前エロいよ……。
 女の子同士でキスして、アソコをいじり合って……。こんなすごい光景を見せられたら、とてもガマンできない。
「はぁ、はぁ、出すよ、敦子っ! うッ!!」


 拓人となぎさは……、まだエッチしていた。
 ベッドの上で、なぎさが拓人の上にまたがって腰を動かしていた。三十分前と全く同じように。
「ほら、ちゃんとおちんちん動かしてよ! 男でしょ!」
「カンベンしてよ、俺もう四回も出したんだから……」
「まだあ、もっともっと気持ちよくしてよ、タッくん……。さっきみたいに」
 女の子って底なしなのかな? でも男はそうはいかない。
 一日で四回も射精したら、もうぐったりだよ。前に、敦子に精液かけまくって体中どろどろにしてやったことがあるけど、五回も射精したらもう出なくなる。それでも無理やり射精しようとすると、チンチンの奥の方の、おしっこっていうか精液の通り道のあたりがキューッと痛くなる。
「一日で四回も射精かあ。拓人、大変だな」
 僕はベッドの側に行って、文字通りなぎさの尻に敷かれている拓人の肩をポンとたたいた。
「ちがう……。四回じゃない……」
 拓人が弱々しい声でおかしなことを言う。
「え? さっき四回って言ってたじゃん」
「一日で四回、じゃなくて……さっきなぎさが乗っかってきてチンチン入れてから、四回出した……」
 ええ!?
 ちょっと待て。
 まずなぎさの口の中に一回目、次になぎさが上に乗って入れて二回目(なぎさ失神)、三回目はちひろのアソコにぶっかけて……。その後またなぎさが上に乗ってきて入れて、そこから四回!?
 ということは、今日一日でもう七回も射精したのかあ!?
 精液大好きのヘンタイ敦子も、さすがにあきれて……っていうか青くなってる。
 なぎさがノビてる間にちひろと浮気(?)したのは拓人が悪いと思うけど、これはちょっとほっとけないよな。生命の危機だ。
「拓人が死んじゃうよ。もうカンベンしてあげてよ」
 僕がそう言うと、なぎさは腰の動きを止めて、ちょっと考えて言った。
「私をもう一回イカせてくれたら、おしまいにしてあげる」


 僕と敦子、それに里帆とちひろも、二人の正面に陣取ってまじまじと観察する。
 両足を後ろから抱えられたなぎさのアソコに、拓人のチンチンが入ってるのがモロに見える。つながった所から精液がドロドロあふれてくる。そうか、なぎさの中にもう四回も射精したんだもんな。
 女の子のピンク色の肉の間に、男の子のピンク色の肉がずっぽり刺さってる。ずぷっ、ぬぷっと動くたびに白いヌルヌルがごぷっ、どぷっとあふれてきて、べっとりと絡みついて……すごい眺め。
「や、やだっ、見ないでよぉ……」
 なぎさが恥ずかしがってまた両手で顔を隠したけど、こんなのはまだ序の口。
 女性陣は、言葉でなぎさをイジメにかかった。
「なぎさのココ、かわいいよ。ピンク色で、ちっちゃくて、柔らかそうで……」
 ちひろは、メガネが今にもくっつきそうなほど顔を近づけてじっと見つめている。二人がつながってぐちょぐちょ音を立てている、その場所を。
「なぎさ、拓人くんのおちんちんでおまんこの中ズボズボされて気持ちイイんでしょ?」
 里帆の奴、ワザと下品な言い方してやがるな……。
「やっ、そんなこと言わないでよぉ!」
「ほら、『おまんこ』って言ってみて」
 なぎさがブンブンと首を振る。里帆はなぎさの耳に口を寄せて、いやらしく、しつこくささやく。
「お・ま・ん・こ」
 とどめに、耳たぶをかぷっと噛んだ。
「お……おまんこ、おまんこに、タッくんの……ふッ、ひああ、あン、おちんちん、が……、ふああッ!」


 拓人となぎさの姿が大きな鏡に写し出されると、二人の動きが止まった。
「里帆、それナイス!」
 敦子が指をパチンと鳴らした。
 すごいこと思いつくな、里帆のやつ……。あれじゃ、自分たちのチンチンがアソコに入ってるとこがバッチリ見えるだろうな。
「やっ、やだ! もう許してよ……」
 なぎさが、拓人のヒザというかチンチンの上で足をバタバタさせている。でも後ろから拓人にがっちり両脚を抱え込まれてるし、下からチンチンで串刺しにされてる格好だから逃げられない。
「まあまあ。こんなの滅多に見られないんだからしっかり見て、なぎさ」
「すげえ……。なぎさ、見てみろよ」
 敦子と拓人に見ろ見ろと言われて、なぎさは観念して薄目を開けた。そして、いったん見てしまうと今度は目を離せなくなる。真っ赤な顔で、自分と拓人がつながった部分を凝視している。
「なぎさ、私たちのも見せてあげる」
 さりげなく爆弾発言をかましたちひろが床に腰を下ろして、鏡に向かって大股開きでオナニーを始めた。続いて里帆も。



フェラチオ口内発射女の子が攻め中出しオナニー女の子同士バック騎乗位座位3P3P
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件等とは関係ありません。


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