五 相転移



 その日、私はハッキリ言ってヒマでした。珍しく宿題もなかったので、ベッドに寝転がって「バッハオルガン名曲集」のCDを聴いていました。♪ちゃらり〜ん 鼻から牛乳〜でお馴染み(?)の「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」とか「小フーガ ト短調 BWV578」とか「主よ、人の望みの喜びよ BWV147」とか、有名な曲を集めたCDです。
 小フーガの旋律をハミングで追いかけていると、机の上でケータイが鳴りました。
『あたし。操、今日ヒマ?』
 理英ちゃんでした。
「うん、ヒマだけど」
『今からうちに来ない? クッキー焼いてみたんだけど』
「く……くっきい?」
 私は耳を疑いました。あの理英ちゃんが、クッキーを?
 そりゃあ、理英ちゃんの家にだってキッチンはあるだろうし……あるのかな? いや、理英ちゃんだって一応女の子なんだから、別にクッキー焼いたって悪いことは……。でも想像できない……。
 私は理英ちゃんがキッチンでエプロンを着けてクッキーを焼いている姿を一生懸命想像しようとしましたが、ダメでした。代わりに浮かんできたのは、いつもの白衣を着た理英ちゃんが自分の研究室で、何だかよく分からないものを学校の理科室にあるようなガスバーナーで焼いている光景でした。
『……あのー、もしもーし? 何よお、あたしがクッキー焼いたらそんなに意外?』
「うん」
『……ストレートな反応ありがとう。まあとにかく、おいでよ』
「うん」
 ほとんど恐いもの見たさで、私は理英ちゃんの家に行ったのです。


 理英ちゃんの部屋に入ると、何と理英ちゃんは自分で紅茶を入れているところでした。ティーポットを使って。
「理英ちゃん、そんなの持ってたんだ」
「へへ、ママから借りてきたの」
 いつもは、格ゲーの相手もできる超AI搭載自走式ワゴン型ティーサーバー「ワゴンくん八号」でコーヒーばかりがばがば飲んでるのに、どういう心境の変化なんだろうと思いました。
「まあ、たまにはいいじゃない。ちょっとした気分転換よ」
 理英ちゃんが、お砂糖を入れた紅茶をスプーンでかき回しながら言いました。
「理英ちゃん、これ、おせんべい?」
「ちっがーう! クッキーよ、クッキー!」
「え……」
 あ、そうか。私、「理英ちゃんが焼いたくっきい」が見たくてここに来たんだっけ。
 忘れてました。だって、これ、クッキーに見えない……。百人に聞いたら多分九十七人ぐらいの人が「せんべい」って答えると思うんだけどなあ。
 どんな道具でどうやって作ったらこうなるんだろう、と思いつつも、私はソファーに腰を下ろして一枚食べてみました。理英ちゃんが「クッキー」だと強硬に主張するおせんべいに酷似した物体は、見た目は悪いけど味はまあまあでした。理英ちゃんも「うまい、うまい」と言いながらばりばり食べています。
 理英ちゃんって、物を作る時に見た目のこと全然気にしないもんなー。機械なら性能が、食べ物なら味が良ければそれでいいと思ってるんだろうな、きっと。
 そんなことを考えながら、私はほとんど意識せずに紅茶のカップに手を伸ばしかけ、そしてその手を止めました。
 私の本能(?)が、警告を発しています。
「飲まないの? これ、おいしーよ」
 やっぱり葉っぱが違うと香りが違うわねえ、とかなんとか柄でもないことを言いながら、理英ちゃんは紅茶を味わっています。
 確かに、いつものワゴンくんの紅茶と違ってとってもいい香りです。でも……。私は、ちらっと理英ちゃんの顔を見ました。
 理英ちゃんは、「一体何がそんなにうれしいの?」って尋ねたくなるぐらい、ものすごくニコニコしていました。
 か、顔に「毒入り」と書いてある……。
 あからさまに怪しい……というより、何か入っていることはもう百パーセント確実だな、と思いながら、私は目をつぶって紅茶を口に入れました。
 特に変な味はしませんでした。それどころか、とても美味しい紅茶でした。何だか拍子抜けしたような気になりましたが、とにかく安心した私は理英ちゃんお手製のおせんべいクッキーを食べながら(ちょっと固かったけど)紅茶を全部飲んでしまいました。飲み終わってカップを置いた時、理英ちゃんの口許がほんの少し歪んだように見えたのが気になりましたが。
 私は、理英ちゃんが紅茶に一服盛ったのではないかと疑った自分を恥ずかしく思いました。いくら普段の行いが多少……、かなり、アレでも、やたらに疑っては理英ちゃんが可哀想です。
「おいしかったー。ごめんね。私、理英ちゃんのことだから絶対何か企んでるって思ってたの」
「へっへっへ、察しのいいことおびただしい」
「え……?」
「無味無臭に改良した甲斐があったというものだわ。けっこー苦かったからねー、あれ」
「理英ちゃん、今の紅茶……」
「まあ、命には別状ないから心配しないで」
 思いっ切り心配になるようなことを理英ちゃんは言います。まるで理英ちゃんのその言葉が引き金になったように、体が痛み出しました。インフルエンザで関節がずきずきと痛くなるあの感じです。痛みはどんどんひどくなり、体中に広がりました。私は両手で自分の肩を抱いて、体を丸めました。おでこがごつんとテーブルにぶつかりました。
 前言撤回。理英ちゃんはちっとも可哀想なんかじゃありません。もっともっと疑ってかかるべきだった、と私は後悔しました。
「あらあら大変。ベッドで休んだら?」
 言葉では心配しているようなことを言いながら、その口調は明らかにうれしそうでした。理英ちゃんが肩を貸してベッドまで連れて行ってくれました。
 ものすごい痛みで声も出ません。まるで体中の骨が軋んでいるみたいな感じです。手足を掴まれて、無理矢理引っ張って伸ばされてるような気がしました。
 ベッドの上で体を丸めて我慢しているうちに、だいぶ楽になってきました。私はふう、と息をついて、仰向けになりました。そして額の汗を腕で拭きました。
「どう、落ち着いた?」
 私はうん、と言おうとして、理英ちゃんの方を向きました。そしてビックリしました。
 理英ちゃんは服を着ていませんでした。下着も着けていない素っ裸です。
「理英ちゃん……何してるの?」
 私はベッドの上に体を起こして、端の方に腰掛けました。もう痛みはありません。理英ちゃんは無言で私の前まで来ると、私のブラウスのボタンを外し始めました。
 私はじっとしていました。理英ちゃんが何を考えてるのか分からなかったし、それに理英ちゃんが裸になってるんだから私も裸にならないといけないような気がしたからです。
 ボタンを全部外されてブラウスを脱がされると、私はまたビックリしました。私のおっぱいがなくなって、胸が平らになっています。まるで男の子みたいです。ブラジャーが浮いてぱかぱかしています。
「これ……あの時の薬?」
 思い出しました。前に理英ちゃんが男の子になった時のことを。
「そう、あの時の薬。メタモXY。どう、男の子になった感想は?」
 そういえば、なんだか体が少し大きくなったような感じがします。特に手が。手の平が広くなって、指が太くなってる。
 自分の体全体を見たくなって、私は自分で服を脱ぎました。パンツを脱ぐと、本当にオチンチンがついていました。なんだか感動しました。
 だらんと垂れているオチンチンにそうっと触ってみると、ふにゃふにゃしています。あんまり馴染みのない感触です。面白くなって、両手で撫でたりつっついたり握ったりしていると、理英ちゃんが顔を思いっきり近付けてきてニヤニヤしながら言いました。
「ずいぶんと気に入ったみたいね、オチンチンが」
 私は急に恥ずかしくなってしまいました。顔が熱くなりました。そして、不思議なことが起きました。
 それは、今までなったことがない、すごく変な感覚でした。お腹の下の方にもう一つ心臓ができたような、口で言うのがすごく難しい変な感じでした。とにかくお腹の下の方がドキドキして、オチンチンがすごい勢いでむくむくと大きくなってきたのです。まるで自分の体でなくなったみたいで、信じられませんでした。思わず手を離しました。
 大きくなった私のオチンチンが、ぴくん、ぴくんと揺れています。よく見ると、心臓のドキドキに合わせて揺れているのが分かりました。血が通ってるんだ、やっぱり私の体の一部なんだ、そう思うと何だか安心して、私はオチンチンをぎゅっと握りました。すごく固くて、熱い。大きくなる前は可愛いと思ったけど、今は血管が浮いててちょっと不気味で怖い。
 オチンチンを握っている私の手の上から、理英ちゃんが手をかぶせてきました。そして、ゆっくりと動かし始めました。
「男の子は、こうやってオナニーするんだよ」
 手を動かしながら理英ちゃんが言いました。先っちょの、膨らんでる丸いところをぐりっとこすると気持ちよくて、太腿や足の指がぴくっとしちゃう。
 理英ちゃんが手を離しました。私は自分でオチンチンをしごきました。気持ちいいんだけど、いつものオナニーと違う、じわじわくるような気持ちよさでした。手の動きが自然に早くなっていきます。
 突然、理英ちゃんが私の手を掴みました。動きを止めた私の手をオチンチンから離すと、理英ちゃんは先っちょにキスしたのです。ちゅっ、ちゅっと吸われるとくすぐったくてとてもいい気持ちです。しばらくそうした後、理英ちゃんは口を開けて先っちょをぱくっと咥えました。
 口の中はとても温かくてぬるぬるしていました。理英ちゃんは唇をきゅっとすぼめて、頭を動かしてしごいてくれます。舌が絡みついてきたり先っちょをつっついたりして、私はとっても気持ちよくなってしまいました。
「あん……あっ、理英ちゃん……気持ちいい……」
 理英ちゃんは上目づかいで私の顔を見ると、ちゅばっちゅばっといやらしい音を立てながらオチンチンをしゃぶってくれます。頭がぼうっとしてきました。
「理英ちゃん……私、理英ちゃんのも、舐めたいの……」
 私はベッドの上に仰向けになりました。理英ちゃんが私と逆向きになって私の上に乗ってきて、またオチンチンを咥えました。
 私の顔の上に、理英ちゃんのアソコがあります。割れ目がエッチなおつゆでぬるぬるになっています。
 理英ちゃんも、コーフンしてるんだ。
 私はなんだかうれしくなって、理英ちゃんのアソコにちゅっとキスしました。
「んっ……」
 理英ちゃんがオチンチンを咥えたまま、声を洩らしました。私は理英ちゃんが溢れさせているぬるぬるを舌ですくいとるみたいにしてペロペロ舐めました。猫がミルクを飲むようなぴちゃぴちゃという音がして、理英ちゃんの太腿がぴくっと動きます。いくら舐めても、おつゆは後から後からどんどん溢れてきて、私の口の周りや鼻までぬるぬるになってしまいます。
 理英ちゃんのアソコ、食べちゃいたい。
 そう思った私は口を大きく開けて、理英ちゃんのアソコに押し付けました。ツンととがったクリトリスが唇に当たります。私は唇をもぐもぐさせながら、割れ目を押し広げるようにして舌を中に入れました。
「あっ、やっ……操ぉ」
 理英ちゃんがお尻を振って悶えます。私はトモくんと初めてセックスした時のことを思い出しました。オチンチンを入れる前に、理英ちゃんが指を入れてきたこと。
 私は理英ちゃんのアソコから口を離して、中指を入れてみました。つぷ、と簡単に入っていきました。中はとてもあったかくて、柔らかいお肉がキュッキュッと締め付けてきます。指はぬるぬるとどこまでも入っていくみたいです。とうとう根元まで入ってしまいました。
「くっ……あっ、変、なんか変だよ、操ぉ」
 指をぬるぬると動かすと、理英ちゃんがのけぞりながらエッチな声を出します。もうオチンチンをしゃぶるどころではないみたいです。もう一本入りそうだったので、人差し指も入れてみました。少しきつかったけど、ちゃんと入りました。私は二本そろえた指をずぶずぶと出し入れしました。ものすごくおつゆがあふれてびしょびしょです。私の手首までぬるぬるになってしまいました。
「あっ、ダメ……。変になっちゃう……ッ」
 とうとう理英ちゃんがぐったりして、私の上から降りて仰向けになりました。
「操、入れて……。あたしのアソコに、操のオチンチン入れてよ……」
 私は理英ちゃんの脚の間に腰を入れて、ぬるぬるになっている割れ目にオチンチンの先を当てました。ぐっと体重をかけると、簡単にずぶずぶと入ってしまいました。
 そうっと腰を動かしてみると、ぐちゅぐちゅというすごくいやらしい音がします。理英ちゃんの中に入れてるんだ、理英ちゃんを犯してるんだ……。もう私は夢中になって腰を振りました。
「気持ちいい? 理英ちゃん、気持ちいい?」
「ん、あっ、いい……気持ちいいよ、操ぉ!」
 理英ちゃんの熱いお肉の中にオチンチンを根元までめいっぱい突っ込んで、引き抜いて、突っ込んで、引き抜いて……。私と理英ちゃんはもう何もかも忘れて、すごくエッチな声を上げながらセックスしました。
 理英ちゃんの脚が段々持ち上がってきて、私の腰に絡みついてきました。脚だけでなく腕も私の背中に回して、体全体で私に抱きついてきます。まるで母親にしがみつく赤ちゃんみたいです。
 理英ちゃん、可愛い……。そう思った途端急に腰がびくびくして、おしっこをした時みたいに気持ち良くなって、オチンチンがじんじんして、何か熱いものがじゅわっと広がりました。
 あっ、これが……男の子が射精する時の感じなんだ……。
 私は腰だけでなく太腿や足の指までびくびくさせながら、理英ちゃんの中にいっぱい射精しました。
「あっ、すごい……いっぱい……熱い……」
 理英ちゃんが、頭をのけぞらせながら言いました。
 私は体から力が抜けて、理英ちゃんの上にどさっと倒れ込んでしまいました。理英ちゃんのおっぱいの上に顔を乗せました。
 オチンチンは理英ちゃんの中に入ったままです。理英ちゃんのおっぱいとアソコがあったかくて、柔らかくて、気持ち良くて、ずうっとこのままでいたい、と思いました。
 しばらくして体に力が入るようになったので、私はベッドに手をついて体を浮かせ、二人の体の間に目をやりました。
 私のアソコと理英ちゃんのアソコがつながっていて、白いどろどろがいっぱいあふれてぬるぬるしていました。腰を引くと、ぐちゅっという音がして私のオチンチンが抜けました。理英ちゃんのアソコから白いものがどろっとこぼれて、糸を引いています。
 この白いどろどろが私の中から出て、理英ちゃんの中に入ったんだ……。
 そう思うと胸がドキドキして、またオチンチンが固くなってきました。
「もっと、して……」
 理英ちゃんの目は潤んでいました。こんな理英ちゃんを見るのは初めてでした。
「もっといろんなこと、して。あたし、操にだったら何されてもいいよ」
 理英ちゃんは私の下になったまま、私を抱き寄せてキスしました。
 これまで感じたことのない不思議な気持ちが、私の中に湧き上がりました。理英ちゃんをいじめたい。理英ちゃんをひどい目に遭わせたい。理英ちゃんの泣き顔が見たい。
 理英ちゃんを、めちゃくちゃにしたい。
 別に理英ちゃんを嫌いになったわけじゃないのに……それどころか、今までよりもっともっと、十倍も百倍も好きになったのに。理英ちゃんが可愛くて愛しくて、こんなにぎゅうっと抱きしめてもまだ足りないぐらい大好きなのに。
 その時、私には分かったのです。
 理英ちゃんの気持ちが。
 私にさんざんエッチなことをして、私を困らせて、私を恥ずかしい目に遭わせて、私に恥ずかしいコトをさせた理英ちゃんの気持ちが。
 私と、同じなんだ。今の私の気持ちと。
「初めてだったの、理英ちゃん? 私にはあんなにいろんなことしたのに」
 理英ちゃんはこっくりと頷きました。
「じゃあ、私もいろんなことしてあげる。理英ちゃんのお望み通りにね」
 こんな意地悪そうな声が出せるなんて、自分でも知りませんでした。


 私はバイブレーターを持ってきてスイッチを入れました。そして、ブーンとうなり始めたそれを理英ちゃんの顔の真ん前に置きました。後ろから犯された格好のままくたっとなっている理英ちゃんの前に。
「操……入れて、それ……」
 理英ちゃんがお尻をもじもじさせながら言いました。でも、私は何もしません。黙って見ているだけです。
 理英ちゃんは体を起こすと、膝でずりずりと移動してバイブレーターの上に跨がりました。正座したまま目一杯股を広げて腰を落として、アソコをバイブレーターに押し付けました。両手を後ろで縛られているので、そうするしかないのです。
「ああん、操ぉ……入れてよお」
「入れてって、何を? どこに?」
 私は理英ちゃんをもっといじめたくなりました。
「だからぁ、これ……」
「これじゃ分かんない」
「……バイブ」
「バイブを、どうするの?」
「アソコに入れて……」
「アソコって、どこ? ハッキリ言わなきゃ分かんないよ」
「お願い、操ぉ……」
「言ってよ、理英ちゃん。大きな声で」
「バイブを、あっ……あたしの、オマンコにずぼっと入れてぇ!」
 理英ちゃんの目尻には涙がにじんでいました。私が初めて見た、理英ちゃんの泣き顔でした。ゾクゾクしました。
 理英ちゃんの股の下からバイブを引っ張り出しました。理英ちゃんのアソコから私の精液が溢れて、バイブに絡みついていました。
 私は白いぬるぬるが付いているバイブを理英ちゃんの口に押し付けました。理英ちゃんが口を開けてくれなかったので、もう一方の手で理英ちゃんの頭を押さえて、無理矢理口に突っ込みました。
 理英ちゃんが苦しそうな声を上げます。でも私はそんなことには構わず、突っ込んだバイブを前後にズボズボと動かしました。しばらくそうやってからバイブを抜くと、理英ちゃんのツバでぬるぬるになっていました。
 私は理英ちゃんを仰向けにして、脚を大きく開かせて言いました。
「じゃあ、入れてあげるね。大股開きした理英ちゃんのいやらしいオマンコに、ずぼっとバイブ入れてあげる」
 理英ちゃんのアソコにバイブを当ててぐいっと押すと、私のオチンチンより太いバイブがずぶずぶと入っていきました。
「ああん、操……スイッチ入れてよぉ。ズボズボして、オマンコ掻き回してよぉ」
 理英ちゃんが腰をくねくねさせながらエッチな声で言いました。
「入れてって言うから入れてあげたのに。理英ちゃん、ワガママだね」
「意地悪しないで……」
「オチンチン、気持ちよくしてよ。理英ちゃんのお口で。おしゃぶりして、口の中にセーエキどばっと出させてよ。そうしたら、してあげる」
 理英ちゃんは、黙って口を大きく開けました。私は理英ちゃんの足の方に頭を向けて横になると、理英ちゃんの髪を掴んでオチンチンに引き寄せました。そして、口に突っ込みました。
「ちゃんと自分でやってね」
 私が言うと、理英ちゃんは頭を前後に動かしておしゃぶりを始めました。根元までいっぱいに飲み込んで、唇できゅっと挟みながらぬるーっと引き抜いて、また喉の奥までずっぽりと咥えて。スピードを速くしたり遅くしたり。舌で先っちょをちろちろと舐めたり、ほっぺをへこませて強く吸ったり。
「ずいぶんと気に入ったみたいね、私のオチンチンが」
 理英ちゃんのセリフを、そっくり返してあげました。理英ちゃんは、ますますおしゃぶりに熱中します。ちゅぶっ、ちゅぶっと大きな音を立ててオチンチンに吸い付き、舌でツバを絡めてぬるぬるにしていきます。
 理英ちゃん、いやらしい……。
 私のオチンチンをお口で一生懸命気持ち良くしている理英ちゃんが、ものすごくエッチに見えます。私も段々本気で気持ち良くなってきて、理英ちゃんと一緒に声を洩らしてしまいます。
「むっ、ん……。くぷっ、ぷっ、ふっ……」
「あっ……いい、気持ちいいよ、理英ちゃん……。そう、そこ、はあっ……、上手だよ、理英ちゃん。それじゃ、ごほうびあげるね」
 私は、理英ちゃんのアソコに突っ込んだバイブのスイッチを入れました。ブーンという重い音がします。理英ちゃんの脚が閉じようとしてぴくん、ぴくんと動きます。
「理英ちゃん、お口がお留守になってるよ」
 私は理英ちゃんの髪を掴んで、オチンチンを根元まで口に突っ込みました。理英ちゃんはケホケホッとむせて、またおしゃぶりを始めました。
 私は理英ちゃんの脚をがばっと開いて、ブーンとうなっているバイブを掴んでズボズボと出し入れしてあげました。奥までぐっと突っ込むとぐちゅっと音がして、私の精液と理英ちゃんのおつゆが中からあふれてきます。前後に動かすだけでなく、すりこぎみたいにぐるぐると回したりもしました。
 理英ちゃんは脚をぴくぴくさせたり、腰をくねくねと動かしたり、頭をぐいぐいと振っておしゃぶりしたり、大忙しです。アソコでバイブを、お口でオチンチンを咥え、涙を流しながら感じまくっている理英ちゃんを見ているうちに、私も腰の奥の方がジンジンしてきました。
「出るっ……理英ちゃん、出すよ。飲んで!」
 理英ちゃんの口の中で、オチンチンがびくびく震えました。熱いどろどろしたものがオチンチンの先から噴き出して、理英ちゃんの口の中にたまっていきます。柔らかい舌と唇と熱いどろどろに包まれて、すごくいい気持ちです。理英ちゃんの喉がこくん、こくんと動いて、口の中のどろどろがなくなっていきます。私の出したセーエキをすっかり飲み干した理英ちゃんは、最後にオチンチンをちゅうちゅう吸って、舌で舐めてキレイにしてくれました。
「私のセーエキ、おいしかった?」
 理英ちゃんは、黙ってこっくりとうなずきました。
 私は理英ちゃんの手を縛っていたベルトをほどいてあげると、ベッドに仰向けになりました。私のオチンチンはまだ固いまま上を向いてとくん、とくんと揺れています。
「きて、理英ちゃん……」
 理英ちゃんは私の上にまたがって、オチンチンを掴んでアソコに当てました。そして腰を下ろすと、私のオチンチンは理英ちゃんの中にずぶっと入っていきました。
「動いてよ、理英ちゃん」
 理英ちゃんが入れたままじっとしているので、私はじれったくなって言いました。理英ちゃんは私の胸に手をついて、ゆっくりゆっくり腰を動かします。動き方も小さくて、オチンチンは理英ちゃんの中に少し入ったり出たりするだけです。
 私は理英ちゃんのお尻を下から両手で掴んで、ぐいっと引き付けました。オチンチンが理英ちゃんのアソコに根元まで埋まりました。私はそれを何回もやりました。
「ほら、こうやってズボズボすると気持ちいいんだよ。私も、理英ちゃんも」
 理英ちゃんの腰の動きが大きく速くなりました。オチンチンが完全に見えるぐらいまでずるっと抜いて、また根元までずぶっと入れます。私も理英ちゃんに合わせて下から腰を突き上げます。
「ああん……、すごいっ、オチンチンすごいよぉ……。いっぱい、くるの……おなかの中までくるよぉ!」
 理英ちゃんは叫びながらお尻を振っています。私の上で一生懸命体を揺するのに合わせて、私よりちょっとだけ長い理英ちゃんの髪が踊ります。
「理英ちゃん……、理英ちゃんの中、すごく気持ちイイの。あったかいの」
 なんだか体がふわふわするような、不思議な気分になってきました。理英ちゃんのアソコはおつゆでものすごくびしょびしょになっていて、オチンチンが出入りするたびにずぷずぷといやらしい音を立てています。
「もっと、いい気持ちになって、操。もっと、もっと……。あたしも気持ちイイよ……」
 理英ちゃんは私の上に覆い被さってキスしてきました。唇を強く吸われた途端、体の奥から何か熱いものがぐぐうっと込み上げてきました。



フェラチオ口内発射中出し顔射胸射正常位バック騎乗位座位拘束オナニー
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件等とは関係ありません。


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