2006年10月


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■10/01(日)

 今日はサンクリ。たぶん最後のサンクリ。
 引っ越しでバタバタ、新しい職場に入ったばかりの緊張と疲れで、もちろん新刊は無理。在庫抱えて池袋まで行くのがやっと。「上京」と呼んでもいい距離になっちゃったなあ……。天気予報は夕方から雨になってるし。
 イベント当日の高揚感まったくナッシングで高崎線に乗り込む。

 読む甲斐もなさそうなイベントレポートはこちら。

 なんとゆーか、「狩り場」になってるね。大手サークルにとっては客を狩る場だし、そんな大手の本をゲットするのに血道を上げる買い専の方々にとっても狩り場だ。どっちにしろウチには関係ない話だ。4800円の参加費を払って埼玉の奥地からはるばるやってきて参加してるのに、「サンクリ」というイベントはオレと関係ないところで展開されているというこの疎外感をどうしてくれよう。

 「冬コミ楽しみにしてます」と言ってくれたお客さんがいたのが救いだったな。あとすげえ久しぶりにRingRingさんに会ってびっくり。お元気そうでなによりです。


■10/03(火)



 断面図限定っていったい……。しかも2回目……。
 だんめんずこみっく……。
 はッツ! もしかしてメンズコミックに引っ掛けているのかあ?

 ところで、真ん中の「修正」はこういう絵柄なのではなく、シールが貼ってある(下の絵が透けてるでしょ)。これは元からこういう仕様なのだろうか? それとも配布する段になって「乳首見えてるからダメ」と言われて慌てて貼ったのか?


■10/10(火)

 ウチのでぶ子(再生専用DVDプレイヤー)に怪しげなCD-Rを食わせたら腹を壊してそのまま死んでしまいました。唖然。そして号泣。

 ちんまいJPEG画像が1600枚ほど入っていて、最初の読み込み時も再生中も「きゅぴ」だの「くかか」だのヤバげな音がしていたので途中で再生をやめて排出。代わりに義忠さんがダビングしてくれた「ゼーガペイン」を9話から見ようかとディスクを入れたら、2〜3秒してすぐさまトレイが出てきた。「あれ、開閉ボタン二度押ししちゃったかな」と思ってもう一度トレイを閉めるが、同じく2〜3秒でまた排出。何度やってもディスクを読みに行かない。トレイが閉じない。なんだこの症状は。何が起こってるんだ。人間で言うなら嘔吐か? 他のDVD-RやCDも試したが結果は同じ。頼むでぶ子、そのベロをしまってくれ。
 好転が見込めない絶望的な戦いを延々繰り返していると、突然画面が消えてしまった。

 死亡確認。(王大人)

 でぶ子を死に追いやった殺人CD-Rは即決裁判で死刑確定、ただちに執行。真っ二つに割って燃えないゴミ袋に投棄。


■10/11(水)

 てっきり死んだと思っていたでぶ子が生きていた。ただし「嘔吐」が治まっただけで、相変わらず画像は出ない。こ、これではCD聞くぐらいしか使い道がない……。
 ゴメンよでぶ子、君はもういらない子供なんだ。


■10/12(木)

 回線復活接続回復。

 注文していたブツが入荷したとの連絡が入ったのでいそいそと取りに行った。AIR-EDGE黎明期の通信アダプターケーブル、もう古くて店頭には並んでいないシロモノだが、オレの古ーいPC(というかOS)と古ーいPHSを接続してネット環境を取り戻すにはこれが必要だったのだ!
 いそいそとドライバをインストールし、いそいそとコネクタを差し込む。

 ぽぴっ(接続時の音)

 おお、つながった、つながったよ! これでネットカフェまで行かなくてもメールチェックできるよ! 同じUSBハブに差しているコードレスマウスが通信中使えなくなるのはご愛嬌というやつか。PC付属のマウスがあるから大丈夫だ。ホイールないけどな。マウスが常時2台つながってるPCってどうなのよ、と思っていたのだがまさかこんな所で役に立つとは。
 ただ、やっぱ通信速度が遅い。ダイヤルアップだからしょうがないけど、早くアパート探して引っ越して(また引っ越しかよ……)電話引いてADSL環境を復活させたい。
 自宅からネットに接続できる環境を久方ぶりに取り戻したオレをしかし、とんでもないニュースが待ち受けていたのだったのだった。

 訃報

 ……なんてこったい。こんな重大ニュースを10日以上も知らなかったなんてorz
 生きて動いている米やんの現物をこの目で見ることは、ついにかなわなかったなあ。
 合掌。


■10/15(日)

 2代目でぶ子を買ってきた。3980円で。頼むから一年ぐらいはもってくれよ。

 オレもそろそろ観念してHDD搭載レコーダーを買おうか、と一瞬思ったものの、どー考えても今3万円の買い物できる余裕はねえ。当面は現行のVHSビデオデッキ+再生専用DVDプレイヤーでいきます。


■10/16(月)

 6月に結婚した弟から、顔文字まみれの浮かれたメールが来た。
 嫁さんが妊娠4ヶ月だそうです。

 _| ̄|○

 「父親になるなんて実感が湧かない」だとさ。オレだって自分がおじさんになるなんて実感湧かねーよ! しかも予定日が4月1日ってのは何の冗談だ。こいつらと一緒だぞ。

 しっかし、あいつもやることやってたんだね(爆)。
 あの嫁さんと……。
 犯ること犯ってたんだな。
 …
 ……
 ………
(想像している)
 ………
 ……
 …
(妄想力を総動員している)
 …
 ……
 ………
 ……
 …





 挫折しますた。想像もつかん。
 本物の姉や妹がいる人は姉萌え・妹萌えには走らない、とよく言われるが、それが今わかったような気がします。

 しかし、メールを見た時に「めでたい」よりも先に
「お前、死亡フラグ立ってるぞ!」
 と思ったオレはひどい兄貴です、ハイ。


■10/20(金)

 金曜日午後7時のゴールデンタイムに「魔法騎士レイアース」を放送する群馬テレビはなかなか侮れないと思う。地方局恐るべし。

 実はこれ先週発見したんだけど、2週連続でタイマー録画忘れた。つか、今日は1直なんだから残業しないで真っ直ぐ帰ってくりゃ間に合ったんだけどな。周りがみんな残業する気まんまんでオレだけ「帰ります」とは言えないふいんき(←なぜか変換できない)だったのよ。


■10/30(月)

 しんどいです、サンタマリア。

 努力しても報われない局面が続いていて、もうほんとにしんどいです。
 予告してしまった「小分けさん」の新刊が出せればもちろんそれが一番良かった。でも、他の全てを放り出してその「最善」に向かって盲目的に突っ走ってもまず間違いなくタイムリミットまでに原稿は上がらなかったろう。そして新刊はおろか再録CD−Rもペーパーすらも用意できず徹夜で体調はボロボロ(しかもその後出勤)という最悪の結果になることは、過去の経験から予見できた。
 だから「小分けさん」はあきらめCD−Rとペーパーを用意するという次善の策(に思えた)を取った。その「次善」すら否定され見向きもされないのなら、オレは一体どうしたらいいんだ。
 足代を往復3000円以上も使ってはるばる浅草までやってきて、会場にいたのは実質3時間。一冊も買い物してないし。オレは一体何をやってるんだ。
 ちくしょう。ちくしょう。ちくしょう。

 こんな精神状態で日記やイベントレポートを書いても読む人を不快にさせるようなものが出来上がるだけだし、ここ数年ご無沙汰だった持病が久しぶりに顔を出してくれて体調もかなりキツイし、実をいうと引っ越しの残務整理がまだ終わっていません。
 というわけで、このサイトはしばらく休業。
冬コミの当落とコミティアに向けた告知ぐらいは載せますが。

 このどん底から多少なりとも這い上がるために今オレがなすべき事は何か?
 決まってる。
 コミティアで新刊出すこと。再録でお茶を濁すのではなく。
 こっちに専念します。

 もっとも、大口叩きまくりのサークルカットに追いつくには新刊3冊同時発行しないといけないんだが。いくらなんでもそれは無理。2週間まったく寝ないで書き続けないと無理。そんな偉業を達成してしまったら引き換えに寿命が50年ぐらい縮みそう。余命がマイナスになっちゃうな。X−DAYか(笑)。
 とりあえず、今回落とした「けーた 第3話」から。





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