2003年12月


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■12/30(火)

 いよいよ出撃当日。マジですか? 準備が全然できてないんですけど。

 新刊なし、ペーパーすらもなし、既刊の製本も終わってない、というどうしようもない状況で朝を迎えてしまいますた。昔のオレだったら焦りまくって不眠不休のまま出発してしまうところですが、さすがにこの歳になってんな事した日にゃあ途中でブッ倒れること請け合いなので(そんなこと請け合うな)、1時間弱の仮眠を取りました。おかげで吉野家に寄って朝食を取る時間がなくなってしまい、電車の中でおにぎりをかじるハメに。でも結果から言えば、これが正解だったよ。伊達に歳は食ってない。何を最優先すべきか正しく判断し、辛くとも涙を飲んでそれを選択・実行できるだけの分別が、ようやく身についてきたということか。

 詳細は例によってアフターレポートにて。
 特に大きな忘れ物などもなく、会場入りしてからの展開はほぼ予想通りだったが、やや予想外の来客から全く予想外のお誘いが。WeLFAの義忠さんから「打ち上げ来ませんか?」のお声が。ぬおお、なんで、よりによってこんな絶不調の時にっ……! 今日は速攻帰ってバタンのきゅー、のつもりだったのにっ……!
 3時過ぎまで激しく葛藤した挙げ句、結局参加することにした。いつものように閉会まで粘っては待ち合わせに間に合いそうにないので、3時半で撤収。閉会の拍手をしないでコミケから帰るのって、もしかして初めて?
 おかげでりんかい線の国際展示場駅は多少は空いてたけどね。それでもホームはかなり混雑してたけど、閉会後だったらこんなもんじゃ済まない。ホームから人が溢れて線路に転落しかねない極めて危険な状況だったからな、夏コミの時は。りんかい線が全線開通しないままだったら、と思うとゾッとするよ。いや、むしろ全線開通したから利用者が増えてこんなんなってるのか?
 コミックマーケットの帰りの交通事情はここ数年で急激に悪化しているように感じる。あまりにも巨大になりすぎたイベントゆえの弊害か。閉会の拍手をしないで早めに撤収してしまうサークルがたくさんいても、責められないよこれじゃ。

 打ち上げは1年前のオフ会とほぼ同じ顔ぶれ。すなわち10人を軽く超える大人数。どひー。これが光俊太郎氏の人望というやつか!
 寝不足でかなり意識朦朧となってきたので「よく覚えてないんだ、あの時のことは」というアキト状態なのですが、ひとつ覚えているのは、光俊太郎氏の言ったこと。
 『小説本の表紙や挿絵を絵師さんに描いてもらってそのおかげで売れ行きが伸びたとしても、それで文章屋が傷つく必要なんかない。なぜなら、売れ行きを伸ばす原動力となったその絵を描いてもらった原動力は、自分の文章なんだから。確かに絵を入れれば売れ行きは伸びる傾向にあるけど、それで「みんなやっぱり絵で買ってるんだ。俺の文章なんて……」と腐ってはいけない。むしろ「売れ行きを引っ張るほどの絵を、絵師さんに描かせてやるぜ! 俺の文章で!」という意気込みで書け』
 そうか、そういう考え方もあるんだ、と思った。

 席上、イワエモンの病状についてかなり気にかかる話もちらっと聞いたんだけど、なにぶん自分の目と耳で確かめていない情報なのでここでは差し控えさせていただきます。

 結局、買った本はたったの3冊。でもどれも大当たりだったから戦果としては満足です。しかも3冊とも文章中心のエロ本、というのは何か暗示的でもあるなあ(笑)。


■12/28(日)

 2週間の地獄からなんとか生還。
 クリスマスから土曜にかけてが本当に非道かった。12時間勤務の上に残業4時間半ってなんだ。殺す気か。
 体がガタガタです。冬コミ行けるか怪しくなってきた……。万が一、もんどり小屋のスペースに本も棚もポップも書き置きすらも無かったら、「過労で死んだか」とでも思ってくだちい。


■12/22(月)

 今日は、非常に悲しい報告というか宣言をしなければなりません。題して

 10営業日動けません宣言(泣)

 先週の頭から今週のケツまで2週間の契約で、日給いちまんえん(日払い)の仕事をしているのですが、これがキョーレツに人使いの荒い職場でして。求人広告では「宅配便の仕分け作業 19時〜翌朝7時」の12時間勤務となっていたのですが、一年で一番忙しい時期だというので毎日もれなく1時間残業。週末には更に30分ドン! 通勤時間も含めると、なんと16〜17時間。これでは仕事・メシ・睡眠以外の時間がほとんど取れません。風呂にも入れませんよマジで(汚)。
 そんなワケなので、冬コミの準備はもお絶望的です。どのぐらい絶望的かは、イベント予定のページで。この日記も冬コミ当日が無事終わるまで全く更新できないかも。
 蓄えもないくせに会社辞めちゃって、金が無くて、それで今こんなしんどい仕事しないと家賃払えない冬コミ行けない年越せない、という状況に陥って。自分の立ち回りのまずさのツケなんだから自業自得なんだけど、もうホントに泣きたい気分。

 それでは、今日も死地に赴いてきます……。


■12/19(金)

 時間のない中をかなり無理やりアキバに繰り出して冬コミのカタログ買ってきました。でも読むヒマなし。一緒に買ってきた「今日の5の2」は職場で休憩中に読みました。読みながらニヤケないようにするのがちと苦しかった。


■12/14(日)

 全身筋肉痛で身動きもままなりません。布団から出られません。メシも食えません。このままでは餓死です。
 すいません、ウソです。ってゆーかこの日記が書けるんだからウソに決まってんじゃん(笑)。

 今日はヒマはあるけど金がないので冬コミのカタログ買いに行けない。昨日と一昨日の分の給料もらってからだな(泣)。モタモタしてるうちに書店売り分が完売! なんて事態になったらどうしよう。はるばる下北沢のコミケットサービスまで買いに行くか、最悪当日会場で買うか……。


■12/13(土)

 久しく忘れていたよ。自分がパレット積みのぷろへっしょなるだという事を。

 土曜だというのに仕事。今日の仕事はアサヒビールの工場で「餅装製(もちそうせい)」という作業。ビール350ミリリットル缶24本ケース×2+サトウの切り餅400グラム1パックを入れた重さ19.5キロの箱を、一日で1万ケース作るのだという。ただでさえ重たい缶ビールを2ケース一緒にして倍の重さにした上に餅まで入れやがって! アサヒビールの馬鹿たれ! 呪ってやる! だいたいこれ、客にもやさしくない商品だぞ。非力な女性だと、持ち上げるどころか引きずって動かすことすら困難じゃないのか? 19.5キロですよ?
 オレ(を含めた4人)に振られたのは、完成したケースをラインのケツでパレットの上にどんどん積む作業。そんなことだろうと思ってましたよ(乾笑)。運ぶ距離はせいぜい2〜3メートルだから、10個や20個や50個なら屁でもない。んでも、ライン2本使って一日で1万ケースってことは、一人あたり1000個以上は運ばなきゃあかん計算よね(爆)。
 しかし考えてみれば、同じ大きさの大量の商品をパレットに積みつける作業は得意中の得意ではないか。キヤノン化成の工場で、コクヨの物流センターで、オレはこういう作業をやっていたのだ。

 荷物が重いのは正直かなりしんどかったが、精神的には非常に気楽だった。「むしりとった衣笠」というやつだな。
 けっこうこまめに休憩を取りながら順調に作業は進んでいたのだが、トラブル発生。シーラー(箱の上面・底面のフタをテープで閉じる機械)の調子が悪く、箱に酷いキズがついてしまうことがあるというのだ。しかもそのキズはパレット積み作業者の立ち位置の反対側に発生するので発見が非常に難しい。ので、積み作業者のうち一人をキズ監視要員に立てるようにとのお達しが。キズが発生していないかチェックするだけなのでとっても楽チン。もちろん一定時間で(6パレット完成毎に)交代でやることにした。
 ところが、オレが積み作業から抜けてキズ監視要員に回るとたちまち積み方が汚くなるんだな、これが。それまでも、他の奴が積みつけパターンを間違えればすぐオレが直してやり、積み方にズレや曲がりがあればさりげなく修正して、こっそりとリーダーシップを発揮していたのですが、それができなくなると連中の未熟さばかりが目について。
 荷物とパレットの角をぴったり揃えちゃダメだってば。それじゃ反対側のアキが大きくなりすぎるだろー。パレットの前後左右のフチからのアキを均等にして、パレットの真ん中に荷物を積まないと。特にこういう重量物の場合、わずかの偏荷重でも命取りになりかねない。フォークのドライバーが真ん中から外した雑な差し方したら、たちまち荷崩れだぞ。
 こらこら、1段目、中でも最初の1個はもっと慎重に、正しい位置に置けよ。人間ってのは先に置いてある物を無意識のうちに基準にしてしまうから、最初の1個が偏ってると全体が偏っちゃうぞ。これだけ重い荷物だと2段目・3段目まで積んだ後で1段目を直すのはほとんど不可能。「後で直せばいい」なんて考えは捨てて、一発で正しい位置に積め!
 ああ、その角の1個はもっと外側に置かないとダメだよ。やっぱ、初心者にはスプリット積みは難しいか。

 仕事中にこんなに優越感を感じたのは初めてかも知れない(笑)。明日になれば全身筋肉痛で身動きもままならないのは明らかだけどね(泣笑)。


■12/11(木)

 一旦オモテに出たものの、あまりに寒い上に雨まで降ってきやがったので「キル・ビル」&「人体の不思議展」ハシゴ計画、急遽中止。「計画」とは言っても実のところは、仕事がなくて一日ぽっかり休みになっちゃったので前夜になってでっち上げたもの。オレの人生いつも行き当たりばったり。


■12/10(水)

 ニュースだ!
 Sledge Hammer Web「ケツダイラ2003冬」の募集が始まったぞ! みんな応募しる!
 オレももちろん投稿したさ!
 「ぺっつうのにりかん便」「基本尿酸党」「ぼたうん」あたりは自信作だぜ!


■12/09(火)

 またぴあのサイトで調べものしてたんだけどさ、「マトリックス・レボリューションズ」ってこんな話だっけ?

「マトリックス・レボリューションズ」ってこんな話だったか?(笑)

 3作目でいきなりこんな話になったら、確かに観客は度肝を抜かれるわな(笑)。度肝を抜けばいいというものではない! 一体どーゆーミスなんだ(笑)。
 未だに茨城県庁が水戸駅前にある例の地図といい、このサイトは利用者の笑いを取るのが目的なのか?


■12/08(月)

 求人情報誌にこんなん載ってました。

「人体の不思議展」延長につきスタッフ募集

 ……標本の写真載せる必要はないと思うんだが。
 人体標本見て「うえッ」になっちゃうような人がまかり間違って応募してきたら困るから、それに対する予防線なのかな?(笑)
 時給900円以上・交通費支給・食事付という条件はかなり魅力的。チケットのもぎりでコレなら相当割のいいバイトだよなー。土日はすげえ混むらしいけど。

 しかし、「見ても、働いても楽しい人体の不思議展!」って(笑)。


■12/07(日)

 ごばはッ! 一部で話題騒然だったあの「精液編集ソフト たろたろそ〜す」が、ばばばバージョンアップしてるぅーっ!?

http://www.dlsite.com/work/workshow.cgi?workno=tl0590

 早速ニューバージョンを試してみました!
 ……相変わらず汁の部品が致命的にデカすぎるんですけど。これって本当にユーザー(笑)の声を取り入れたバージョンアップなのかあ?
 オレ自分じゃエロCG描かない(描けない)から知らないんだけど、この手のCGって最終的に見せようとするサイズより大きめに描いといて、完成したところで縮小かけて公開するのが普通なのかな? そうとでも考えないと、この異様にデカい汁部品画像のサイズは納得できない。


■12/06(土)

 夕方、ちょうど腹の減った時分に松屋の前を通りかかったら「マーボ豆腐定食」なる垂れ幕が気になって、つい食ってしまいました。別に不味くはなかったけど、値段の割にボリュームがちと物足りなかった。松屋の定食もののご飯の量ってこんなもんだっけ?

 みなさんご存知の通り、松屋はまず入り口の販売機で食券を買うシステムになっております。ここに恐ろしい死角が潜んでいたのだッ!(笑)
 オレが食ってる最中に親子連れが入ってきたんだけど、この子供が見たとこ2〜3歳。自分の目の高さにあるものに興味津々のお年頃である。
 で、親が食券販売機に金を入れ始めるや否や、手の届く高さのボタンを勝手に押そうとするんだこれが。一番下の段って「生玉子」とか「生野菜」とか「とん汁変更券」とかが並んでるから、そんなボタンを手当たり次第に押されたらかなり悲惨なことになるぞ(笑)。
 小さな子供連れで松屋に入る時は注意が必要だな(笑)。


■12/03(水)

 サンデーの「ワイルドライフ」において、鞍智くんが変わり果てた姿で再登場した事について、世の眼鏡くん好きの同人婦女子の皆さんはどう思っているのか是非ともご意見を伺いたく思う今日この頃。
 あと、この漫画において「絶対音感」という言葉が完全に間違った意味で使われている事について、音楽関係者がどう思っているのかも知りたいです。どーでもいいっちゃどーでもいいことではあるが。


■12/02(火)

 DLsite.comで、とある怪ソフトが販売されております。

「完全無修正エロボイス1 〜小学生の妹に恥ずかしいセリフを言わせちゃおう〜」

 要するに、有料エロ音声データです。ついにこーゆーのが出てきたか……。
 実はオレの小説ネタのストックの中に、「アダルトなデジタル音声データを専門に扱う販売サイト」なるものが登場する話があるんですよ。現行の児童ポルノ禁止法における児童ポルノの定義は「視覚により認識できるもの」に限定されているので、その辺の抜け道を考えてるうちに思いつきました。
 で、この「完全無修正エロボイス」も目のつけどころはなかなかいいと思うんですけど「たろたろそ〜す」と違ってぐぐっても全然ヒットしません(笑)。もうちょっと話題になってもよさそうなもんだけどなー。発売から2ヶ月弱たってるのになー。作品としての出来が悪いとか、何か問題でもあるのかな?

「そーゆーいかがわしい音声サービスなら電話にもあるじゃん」
 そりゃそうだけど、あれってほら、セントルシアとかディエゴガルシアとか、通常の日常会話には一生登場しそうもない名前の国に国際通話で勝手に繋げられたりするらしいし、怖いじゃない。それに、あの手のサービスはオトナの女しか登場しないんじゃないか?
 何より「作品」じゃなくて「有料サービス」だから、業者がやめて夜逃げしちゃったらそれでお終いだしね。
 「デジタル」な「作品」でやるところに意義があるのですよ。

 ただ、「アダルトな音声作品」を販売するサイトというのはもうあります。見つけてしまいました。「デジタル」じゃないけどね。

下着売ってSOHO?

 要は女性がエロ小説を朗読して吹き込んだカセットテープ(割増料金でMDも可)を販売しているわけです。小説はオリジナルらしい。ただ、タイトル見る限り食指は動かないけどね(笑)。これでロリな体験告白ものを繰り出されたらちょっと正気失うかもしらんけど(危)。


■12/01(月)

 まずいな、「キル・ビル」さっさと見に行かないと終わっちゃうなと思ってぴあのサイトで調べてみたら軒並み12月5日で終了じゃん! でも6日以降もやってるとこもあるにはあるので、そんなに焦らなくても良さそう。
 それはそれとして、なんとなく水戸リードシネマの地図を見てみたらば、未だに県庁が水戸駅前にあるんですけど。何年前の地図だよ!





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